サブリミナル白昼夢

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こいおち 感想 「女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。に落ちた話 」

 

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初恋の

相手に女の子 

再会した。

8年前の「好き」は、まだ有効……? 女の子同士の、初恋やりなおし物語。

 

今回紹介するのは、ラノベニュースオンラインアワード(7月刊)で見事、新作部門に選ばれた、女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。(こいおち)です。

 

アンケート結果と受賞作品一覧

 

八年前。ひとりぼっちで泣くわたしを助けてくれた、満月みたいな丸い瞳の、背が高くてかっこいい女の子。

わたしの特別な、初恋の相手――。

 

この小説は、ごく平凡な女の子と見られがちな主人公が、特殊な出来事に巻き込まれて特別な存在になっていく…ような物語ではありません。

主人公の桐谷陽南(ひなみ)は『普通』がアイデンティティの女の子です。一般人コンテストがあったら、埼玉県民代表に選ばれそうなくらいの普通さ。

そう、物語の舞台は埼玉と長野、大宮駅にある、あのまめの木オブジェも登場します。埼玉の解像度が高い。「これで今日から私も埼玉の人だよ!」

 

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表紙のデザインがまた素敵。

 

  • 作品について

まずカバーイラストをみてみましょう。ここでひとめぼれした方も多いのではないのでしょうか。帯のデザインと相まって素敵すぎる。

私がこの作品で好きなところは、読者に寄り添った筆者の文体と、キャラクターの奥深さ、そして、小奈きなこ先生が描くキャラクターデザインです。

小奈先生のビビットな可愛い絵は、キャラクターの特徴がきちんと描かれ、文章から伝わるキャラクターの熱をよく捉えています。すごい。

みなや氏の作品をいくつか読んでみましたが、キャラクターにものすごく親近感がわくんですよね。読んでいて共感できる登場人物が多い気がします。

 

そして以外とイラッとするキャラを描く。それがこの上なく絶妙。個人的にみなや氏はムカつくキャラを描く天才(褒めてる)だと思ってます。

が、残念ながら(?)こいおち1巻にはそんなキャラは出てこない。しかしどうやら登場する可能性がないわけではないらしい。登場させてもいいのよ(小声)

…いきなり話が逸れましたが、こいおちは読みやすく、それでいてほっこりした気持ちがしっかりと心に残る。そんな物語です。

 

  • 登場人物について 

さて主人公の陽南は、ずば抜けた特技や才能を持っていたり、特段やりたいこと、大きい夢があるわけではありません。

しかし、確かな魅力をもったキャラクターとして描かれています。

彼女の魅力は一言では言い表わせませんが、ひとつ言えるのは凡庸な人間の周りに、特別な人間は集まってこない。ということです。

陽南の周りには特別な人間がたくさんいますが、それは彼女自身に魅力があるからでは…?と思うわけです。彼女自身、それに今は気づいていませんが、はたして気づけるのでしょうか…?

彼女がどんな人物かシンプルに言うと、一緒に居ると特別なことは何も起こらなくても、変わらない安心感があり、それは必ず昇る太陽のようなあたたかさを持った人物です。やわらかな陽だまりのような女の子です。

 

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雨の中、濡れそぼったガール・ミーツ・ガール
 

陽南は高校に上がって初めての梅雨、ある女の子と公園で出会います。

彼女は、雨の日に傘もささず、曇天に手をかざしてなにかを捉えるように見つめていました。陽南はその静やかな雰囲気に圧倒されます。

その子は寮の相部屋となる子でした。挙動不審に自己紹介をすませて、色々とやらかされて逃げられる。 えぇ…?

と、はじまりから、第一印象と寮で出会った時のギャップに大爆笑してました。これからその子の一挙一動に、だいぶ楽しまされることになるんですけどね。

 

下のサイトから試し読みができます。 

 

最初、主人公のことは、まぁ本当に平凡な女の子だな。これ主人公なの…?とか思ってました。大丈夫です。読んでいくと確実に読者も落ちます。

そして女の子の動きが不審すぎて、最初、試作段階のロボットかと思いました。そんなわけあるか。

喜怒哀楽で髪がピョコピョコと動くアンテナみたいでかわいい。あれ、やっぱりロボットでは…。

彼女は夜を溶かし込んだ瞳でまっすぐ相手を見つめてくる、とても素直な人物なので、見ていて応援したくなるんですよね。そして素直すぎてちょっとからかってみたくなる…!

そんな自分のことを「平凡」だと言う少女と、分かりやすくて面白くて可愛い女の子の、初恋リスタート物語。ぜひ読んでみてくださいね。

 

※そしてココからはネタバレを含む感想です。

ほとんど1巻を読み終わったあとの登場人物の印象なので、本編読後に見ることをオススメします。

 

 

さて、率直に言いたい気持ちを超絶抑えてここまで書いてきましたが。

 

とりあえず、こいおちの世界観が!めちゃめちゃ好き!!!

なにが好きってもうぜんぶ。

脈絡もなく連連と書き始めたいけど、それじゃ感想文じゃなくて語彙力崩壊の黙示録になるので自重する。

なので、ここからはキャラに焦点をあてて書き進めたいと思います。

 

佑月について 

読み進めていくとお察しの通り、女の子は陽南が八年前に出会った初恋の女の子、佑月(ゆづき)だったわけですが、昔と今ではだいぶ印象が違う…。

佑月が、陽南と小さい頃知り合ってることに気づき、寮で必死に名前じゃなく名字に言い直そうとするシーン、めっちゃ笑いました。足つった時みたいな声出すのやめろ。跳ねる髪と挙動と発言と発想、ぼっち歴が長いせいか、たまにみせるネガティブさがかわいいです。

そしてなんといっても好きなものに一途なとこ。佑月を構成する要素全部好き…。(佑月オタクと化すな)

 

佑月はいわゆる小動物系の見た目ですが、黙っていると(ぽんこつ具合が露見しないので)超絶美人、素は不器用で頼りない女の子なので、すごい面倒を見たり、見守ってあげたくなるんですよね。

そりゃ姉に溺愛されるわ…。

御子柴姉(例のあの先生)もとても好きなキャラで、出番はそんなに多くないですけど、妹愛が言葉の端々からすごい伝わるんですよね。ぶっちゃけシスコン気味でドンとひく…(笑)

それでも姉妹仲がすごい良いので、このふたりの絡みももっと観たいとか思ったり。

それにしても先生、『陽南に嫉妬した』は、まだギリギリ(女子高生に嫉妬する大人とは)分かるけど、『星に嫉妬した』ってスケールが宇宙(デカ)すぎて笑うんだよなぁ…。

『星に嫉妬した』は個人的にこいおち名(迷)言集の一つにカウントしたい。

陽南と先生の会話シーンはとても好きな場面の一つです。雨降りのシーンですけど、先生が楽しそうで、とてもさわやかなんですよね。

 

話を戻しますが、佑月は長野に戻ると地元の人にめちゃくちゃ愛されているので、高校ではぼっちらしいですが、クラスに隠れファンとかぜったいいると思うんですよね。(話が戻ってない)

というか黙ってると美人なので、ぜったいクラスメイトから話しかけられると思うのですが、そこは初日から逃走癖が発動して、逃げたのかな?とか思ったり。

高校初日の佑月があたふたしている姿が見たいのでクラスメイトになりたい。

 

あと、佑月を語るうえで外せないのが、発想の斬新さですね。『!!???????????』と登場人物も読者も、困惑する発言をたまにするのがとても好きです。

発売前に公開されたショートストーリーで佑月視点がありましたが、『ブレザーを埋められる』って妄想してるシーン。あれには笑いすぎておなかがいたくなりました。

通ってる高校は世紀末かなにか?愛をとりもどせ!!というか、ブレザーをとりもどせ???

 

 特別書き下ろしSS『また恋に落ちるかもしれない女子高生同士がニアミスしていた話。』

女子高生がブレザーを埋められるかもしれない話…?

 

佑月のすごいところである、星に対する一途さや、目の前のことに一生懸命な姿、好きなことを追い求める姿勢は、本当に憧れます。

けれど純粋すぎてたまにからかいたくなるので、トワゆづはかなりの大好物です。飛和が茶化して、顔真っ赤にする佑月の構図がとてもすき。

佑月が優位に立てる日は来るのだろうか(こない)…それはそれで見てみたい気がしますが。

 

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相性が悪いようで中々いいコンビ。佑月の「仁熊」呼びも地味に好き
 

そして誰でも分かるくらい、佑月は陽南のことが大好きですが、如何せん自己評価が低い陽南は、最後まで気づいていませんでした。佑月が分かりやすい反応と謎の行動を織り交ぜるのも悪い(笑)

1巻ラストの告白シーンでは、佑月の『好き』という想いは、陽南にきちんと伝わっていますが、陽南は嬉しさと感謝を伝えただけで、それに対して『答え』を出していません。なのですごくモヤモヤしました!モヤモヤ!!モヤモヤ!!!(いきなりキレるな)

 陽南の『好き』がどういう『好き』なのか、その『答え』は2巻で出るのか!?

女子高生同士はまた恋に落ちるのか?続きが本当に楽しみです。

 

あと、御子柴家でテッパンのりんごの肉巻き。めっちゃ食べてみたいですね。

私もりんご県出身なのでりんごが取れたら作ってみようかな…。

  

…え?もう終わると思った?まだぜんぜん語り足りないので!感想まだまだ続きます。

 

飛和について 

次に飛和についてですが、現時点ではどういう女の子なのかつかみどころがなく、はっきりとしたことは言えません。

本編から、ものすごく察しが良く(意外と)優しい女の子というのは分かりますが、幼なじみの愛梨咲に対してどういう思いを抱えているのか。が今のところ分かりません。

ただ、メロンブックスの特典SS(もしも神様がひとつだけ、欲しいものをくれるとしたら。飛和の場合)から、愛梨咲のことを本気で愛しているのでは…?と察することができます。

 

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肩によりかかる飛和とそれを優しく見つめる愛梨咲。この一枚だけでふたりがどれほど信頼し合っているかが伝わります。

 

それでも本編だけで、二人はお互いに信頼し合ってるのが伝わりましたし、少なくとも、飛和が愛梨咲に世話を焼かれてるのは、相手のことが好きだからだと思います。

飛和の話で好きなのが、3章での陽南との『似合わない表情』の話。

「エリッサが似合わない顔するぐらいなら、(エリッサのやりたいことに)付き合うんじゃん?」

のセリフがとてもすき。カッコいいですよね。

エリッサに泣き顔が似合わない。との飛和のセリフと、昔エリッサを泣かせたことがあるという飛和の経験が、妄想をかきたてる。過去話がすごく見たい…。

 

たぶん本編を読んだ読者さんも、トワエリの関係について気になっていると思います。

そんなあなたに朗報なのが、ツイッターなどで「トワエリ見たい」と感想を書き込むと、著者の杜奏みなや氏がトワエリ外伝本を出す可能性が高まるらしいです。どうやら100人分の感想が溜まったら、担当者さんに提出してみるようだ。

つまり100人分のトワエリ感想で、電撃文庫さんになぐり込み…?(違う)

毎日言ってるけど切実にトワエリが見たいので。みんなで広げようトワエリの輪。

 

話を戻して、飛和の魅力はなんといっても察しの良さ。佑月が陽南関係で大変なことになりそうな時(百貨店の本屋でのシーンや、佑月のノートを見たシーン)、絶対に茶化さないんですよね。

相手が本当に傷つきそうな時、いち早く察してフォローに入るのはすごいな。と思います。まぁノートを見たシーンは、あまりにあんまりな内容でドン引きしただけかもしれない(笑)

飛和は相手が本当に嫌がることをしないという、からかいのプロ。お調子者のような人物でありながら、見ていて不快にならないという、珍しいキャラクターです。

シニカルな見た目から立ち居振る舞い、意外と優しいというギャップ、心の裡が見えない飄々とした雰囲気がとても好きなキャラクターです。飛和のこれからの活躍に期待大ですね。

 

愛梨咲について

そして愛梨咲。エリッサとか愛梨咲ママ、聖母エリサ、大天使エリサ…など読者からの人気も高く、様々な愛称で呼ばれています。(呼んでます)

 

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佇まいが王女。これで飛和によく怒るのだから、知らない人が見たらハラハラものだろう。

最初見た時、え…?どこかの国の王族出身の姫…?

と思いました。確実に雰囲気が一般人のそれではない。しかし本人はいたって家庭的。すごく面倒見がよい。

妹(か弟)が何人かいるようなのですが、こんな姉がいるとか幸せすぎる。人のために何かをしてあげたいと行動する女の子で、ゲーマーズ特典SS(もしも神様がひとつだけ、欲しいものをくれるとしたら。愛梨咲の場合)では、妹へのプレゼントを第一に考える女神でした。優しさがカンストしてる。

 

真面目で優しいし、ほぼ完璧な女の子なんだけど、たまに悪い癖が出る。というかもしかして察しが悪い…?優しすぎて善意で人を傷つけてそうなタイプですね…。

愛梨咲は基本的にとてもいい子なのですが、個人的に苦手なタイプかもしれません。まぁ、好きなキャラであることに変わりはないのですが。

 

基本的にすべての人類に愛を振りまく女の子ですが、飛和にだけ一切容赦がない。こんな大天使に「は?」とか言わせる飛和、すごくないですか?

愛梨咲にとって、飛和は特別な存在なんですね…(笑)

幼稚園から現在まで飛和と一緒らしいのですが、愛梨咲の世話好きもあると思いますが、基本なんでも出来そうな飛和が、わざと世話を焼かせてる節があると思います。無いですか…?

飛和「エリッサの世話焼くの、趣味なんだよね」じゃないんだよ。君は彼女に世話を焼かれたがってるんだよ。

幼稚園時代の愛梨咲(通称ロリッサ)は絶対天使かわいいのでは。ロリッサと飛和の幼稚園時代の話見たい…。一匹狼のロリトワがロリッサに絆される話。超見たい。

そんな幼なじみにだけ容赦ないギャップがとても魅力的な愛梨咲、トワエリ本の発売が楽しみですね!

 

陽南について 

そして最後、われらが主人公である陽南。1巻を読み終わった印象としては、彼女はとても強い女の子です。いや物理的に、とかではなく。精神的に強いというニュアンスです。

 

とくに3章で魅せてくれました。愛梨咲と飛和が心配だからと恐怖に屈せず、勇気を出して前に進む強さがものすごくかっこいい。その強さは思わず佑月が目を逸らしてしまうほどの輝き。お前のような『普通の人』がいるか。

 

並大抵の人間だと怯んでしまいそうになる行動も、『それが普通のこと』だと難なくやってしまう強さが陽南にはあります。陽南の強さは意志の強さでしょう。

 

そして、普段から天才的なふたりの姉妹や友人など、特別な人たちに囲まれて過ごす中で、鬱屈したりネガティブにならない。そんな姿を見て、あぁやっぱり陽南は主人公なんだなぁと改めて思いました。

 

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そのすごさに惹かれている佑月の視線、陽南の気づいてない顔。そしてりんご(飴)

 

そんな風に、意志が強く相手を思いやれる陽南ですが、自分のことになると割と疎い。初恋の相手である佑月のことは、序盤から意識してますが、意識されてることには、あまり気づいてない様子。

これは自分が『普通』だと思いこんでるせいで、無意識に『自分が意識されるはずがない』と消極的に思ってるせいだと感じました。まぁ、このあたりは陽南の周りにすごい人が多すぎた弊害ですね…(想像ですが)

天才的な姉と妹がいるらしいですが、この姉と妹同士は仲が悪い(仲が悪いとはつまり百合ということ)らしく、なかなかキャラが濃そうなので、いつか登場してくれたらとても面白いことになりそうだな。と思いました。

 

終盤で陽南は、自分も『すごい』のだと佑月が気づかせてくれた事を思い出します。そのおかげで自分が佑月を好きになったことも。そして佑月が今も自分のことが好きだと気づきます。

それに対し陽南は、目一杯の感謝とハグを贈りました。これから陽南は、自身の輝く星を見つけてくれた初恋の相手と、どんな関係を作っていくのでしょうか…?

 

と、1巻はここで幕を閉じますが、もしこれで2巻の発売が未定だったら、私は耐えきれずにタイムマシンを開発して未来に飛んでいました(?)

そしてもし続編がない未来だったら、普通にムリな心境になり、相当落ち込んでたと思います。

とりあえず読み終わった時の心境として、「結局、陽南は恋に落ちたのか、落ちてないのか!?どっちなんだ!!!?」と叫びたくなりました。

1巻のラストについて、あまりツッコんでる人がいないのは、エピローグで一応綺麗に締めてるのと、あとがきの『アレ』からの続刊発表があったおかげでしょうか。

続刊が決まってないタイミングに刊行されてたらもっと悶々としてた。まぁ展開が気になることには変わりがなかったわけですが…。

あと、あとがきの『アレ』の流れはホントに笑ってしまった。ごめんみなや氏。

 

2巻について

さて、2巻の発売も無事決まり、あとはその日が来るのを待つだけ。となりました。ここで2巻のあらすじを見てみましょう。

 

あらすじとカバーイラスト。もうこの時点でつよい。

dengekibunko.jp

 

八年前の初恋をやり直し、普通の友達よりも特別な関係になったわたしと佑月。だからなのか、残りの夏休みはなんだかいつもより眩しくて、楽しいように感じられて。このままずっと佑月と一緒にいられたら――。だけど寮での同室生活はとうとう終わりを迎えてしまう。

そして新学期、寮が元通り別々になったわたしたち。一緒にいる時間が減って、それでも今まで通りと思っていたけれど、文化祭を巡って思いがけない事態が発生して……。

わたしと君の「好き」は、きっと違う……はず。

普通の女子高生たちの、それぞれの初恋やり直しストーリー第2巻。

 

2巻ではどうやら、『わたしと君の「好き」は、きっと違う……はず。』と陽南の『好き』という感情に焦点があてられそうです。

はあああぁぁぁ!!そこ!私が知りたいのはそこ!!陽南の好きのカタチが知りたい!!!

そして『普通の女子高生たちの、それぞれの初恋やり直しストーリー第2巻。』に注目してほしい。女子高生たちそれぞれの初恋やり直しとは、陽南と佑月のことを指すのかもしれませんが、飛和と愛梨咲のことを指している可能性もありませんか…?つまりトワエリの濃縮還元を期待してもよろしい…!?ひゃあああ…!?

と、あらすじの時点ですでに取り乱しましたが、2巻の表紙。

『言葉を失う』の意味を識りました。小奈先生、本当にありがとうございます。

これに表紙のデザインが加わったらどうなってしまうのか…。どうやら2巻の挿絵も相当凄いらしいので、ラマーズ法を身につけて待機してますね(?)

トワエリのふたりもどう活躍してくれるのか、胸が高鳴ります…!早くしないとトワエリを求めるだけのゾンビになってしまう…(もうなりかけてる)

そして寮の別離や文化祭といった、数々のイベント。何が起きるのか、今から楽しみで仕方ありませんね!

 

こいおち2巻は20201010日発売。座して待ちます。