サブリミナル白昼夢

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ロジクール G PROが、PC電源オフ後にアホほど光る件について

ひさしぶりにマウスを買った。ロジクールの『G502』という多ボタンマウスを6年ほど使っていた。

しかし、最近のFPSはそこまでマウスにボタンを割り振らなくてもいいので、そろそろ買い替えるかと思っていた。あとマウスはケーブルがけっこうわずらわしい。

というわけで、前に店頭で触った時の軽さ、馴染やすさが記憶に残っていたこちらを購入した。


標準的なサイド2ボタンマウス。両利き対応

専用ソフトの『G HUB』は、昔ゴミみたいなソフトだとよく聞いた(今は改善されたらしい)ので、極力ダウンロードしたくないな~と思っていたが、今回購入した『Logicool G PRO LIGHTSPEED』(G-PPD-002WLrd)ではG502で使用していた、『Logicoolゲームソフトウェア』(G HUBの先代ソフト)でも認識されて問題なく使うことができた。

G PROはこの他に、現在2モデルほど(G PRO XとG PRO X SUPERLIGHT 2)出ていたと思うが、あまりにも高すぎるので最軽量や充電持ちへのこだわりが無ければG PRO LIGHTSPEEDでいいだろう。これで最安値でも1.2万円もしたが。ゲーミングなら適正価格範囲だろう。(このAmazon限定版は保証期間が一年と短めだが少しだけ価格が安い)

 

現在の私の環境

・Win10
Logicoolゲームソフトウェア 9.04.49(G HUB使用せず)

私は『ゲーミング』と言う名のつくで光を撒き散らすゴミが死ぬほど嫌いだ。昔、サウンドカードの赤くびかびか光る超絶無駄なLEDにブチ切れ、はんだごてを押し当てながら引き抜くくらいには嫌いだった。(これはソフトなどでOFFにできないクソ仕様だった)

G PROは使用感もよく、ソフトを変える必要もなくマウスの認識もボタン割当も特に問題なくスムーズに移行できた。

マウスのライティングにぶち当たるまでは。

初期設定ではゲーミングマウスとして当然と言わんばかりに、のごとくびかびかと光り輝きやがったので、速攻でソフトからオフにした。ともかく一通り使用してみると使いやすさは他の人も言う通り確かなもので、これは素晴らしいと思いながらパソコンの電源を落とした。

その時だった。

なんとこのマウス、どうやらレシーバーを差しているパソコンの電源がオフになると、マウス自体が待機状態に

しかもマウスがスリープに入るまでの5分ほど、ずっと光り続ける。アホなのか?

そして極めつけはマウスが少しでも動くものなら容赦なく七色に光り始める。バカなのか???

マウスを窓から投げ捨てる前にインターネットで解決法を検索してみても、『マウス本体底面にあるスイッチをオフにしろ』だの、『G HUBの設定(どうやらG HUBには『使用しない時にライトを消灯』の設定があるらしい)を変えろ』だのしか出てこない。

ちなみに『Logicoolゲームソフトウェア』では、パソコンの電源オン中の点灯・消灯は変更できるが類似の設定はなかった。

G HUBの設定はともかく、「誰がマウスを使い終わって都度、本体底面にあるスイッチをオフにする? バカなのか?」とマウスを窓の外にぶん投げるかまえをしつつ、これのためだけに使い慣れたLogicoolゲームソフトウェアをアンインストールするのもな……と考えた。

結論から言うと、
マウスにライティング無しのプロファイル(オンボードメモリ)の設定を作って保存すると解決した👍

上でも分かるように、どうやら通常はゲームソフトウェア(パソコン本体)に保存されているプロファイルを読んでいるが(※『自動ゲーム検出』に設定している場合)、パソコンの電源がオフになるとオンボードメモリ(マウス本体)の設定を読みにいくようだ。

『自動ゲーム検出』に設定している状態

これによってパソコンの電源がオフになるたび、マウスが七色にアホ光ることになっていたのだ。やっぱりバカが使うマウスだこれ。

ここからは愚痴になるのだが、やはり、ゲーミングに光る機能とかマジでいらない。使わない人にとっていちいちオフにする手間しか発生しないし、本当に邪魔である。

いったい誰がこんな求めているのか。少なくとも自分の周りにいる自作PCオタクには「光って嬉しい! もっと!もっと光って!」と戯言を垂れ流すような頭のおかしい人間はいないわけだが。

この界隈、少なくとも20年以上前からびかびかと光らせており、その頃から変わっておらずカビの生えた古臭いセンスをゴリ押ししてるわけだが、こんなゴミボケアホカス機能をゲーミングとか言いながら、ずっとぼったくり価格で売り続けている。マジで終わってる。

『ゲーミング◯◯』はa.k.a.』呼ばれているわけだが、どうしても光らせたいなら自作しているPCオタクが自分で作って光らせればいいし、それをずっっっっっっっっっっと馬鹿の一つ覚えのように売り続ける意味が分からない(売れるからだろうが)。

さて、ここからは、私に届くであろうゴミみたいな反論を切り捨てていく。

「ゲーミングは見た目が良くなる」

少なくとも、二十年前のセンスなら前衛的で新しい印象を抱かせたかもしれないが、現代ではただただダサくて古臭い。しかも光らせるのはありきたりでよく見るつまらない見た目にしかならないので、見栄えが良くなることはない。かっこいいとかおしゃれに感じるのならその人の(終わっている)センスとして生温かい目で見守るが、それを光らせたくない自作PC勢にも強要するな。

「設定で消せるのだからつべこべ言うな」

そもそもLEDを実装していなければ、わざわざオフにする手間もない。これがワンタッチですべてのライティング機能がオフにできるのならまだしも、多くの場合、複数の専用ソフトを使わないとオンオフできないし、オフにしたとしても今回のように勝手に点灯したりする。

「ゲーミングは光ることが一つのアイデンティティになっている」

それについては一理ある。しかし光らない製品もあり、それが『ゲーミング』として売れていることから、光るだけではアイデンティティとは呼べないだろうし、流石に光るだけのマンネリに陥っている感じは否めない。正直近未来を志向するなら、そろそろPCケースごと浮いてほしいと思っている。

さて、さんざんライティングについてこき下ろしたが、LogicoolのG PROは最高だ。今回購入したものは、軽いマウスが増えた現在では最軽量ではないが80gと十分軽い。この製品についての良質なレビューはネットに転がっていると思うので、詳しいレビューはそちらを参考にしてほしい。

まとめると、ゲーミング〇〇と謳って光るマウスはクソ。G PROはその点がゴミだったが設定でなんとかなった。というお話だった。

最後に、ロジクールさん提供をお待ちしております。