サブリミナル白昼夢

公式が解釈違いなら、それより洗練された洞察で公式を焼くブログです。

ブラック・ラグーンを再読ついでに川田まみの here. を和訳した

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ひさしぶりに読みた!読みたさすご!!ってなって、ブラック・ラグーンを全巻買ったんですよ。
最後に読んだのは数年前だったかな?(友人から借りて読んだ記憶がある)

何回読んでも面白いですね。
アニメも何度か見たけれど、話を忘れたりごっちゃになったりしてた。

漫画だとネオナチのお話で、レヴィが非戦闘員を容赦なくぶっ殺してたのはちょっとびっくりしちゃった。虫の居所が悪かったので…。

世界は殺伐としていますが、曲がハチャメチャカッコいいんですよね。MELLの『Red Fraction』は今でも大好きです。
この楽曲はRemixなどが色々あって、3期OPの別バージョン以外にも、コテコテサイケデリックトランスな『Red fraction G.M.S Remix』
最近だとOuter(KOTOKO)の爆上げゴキゲンサウンドな『Red fraction Transcendence mix』があります。

これらは、音楽制作プロダクションである『I've Sound』が制作・または主導した楽曲となっていますが、そのグループが制作した川田まみの『here.』もハチャメチャかっこいいのです。

パチンコ『CRブラックラグーン2』テーマ曲のようで、読み返しついでに、作品の雰囲気にピッタリだったこの楽曲を和訳…というか解釈してみようかなと思い書きました。

もともと、作詞が川田まみ、英訳がseven-lonなので、明確な日本語歌詞があるはずですが、まあひとつの解釈ということで。

レヴィとロックの心情を歌っているようで、とてもハードでアツい歌詞です。
直訳しても意味が通じないところがままあるので、けっこう意訳してます。

here.

 作詞:川田まみ(英訳:seven-lon)
 作曲:中沢伴行編曲:中沢伴行尾崎武士
 歌 :川田まみ
 収録アルバム:PARABLEPSIA

悪魔の目 悪魔の嗤い
大きくはためく 黒い翼
獲物の味 嗅いだだけで満足できんのか?

犠牲を払わない美食家
地獄に堕ちた奴が 天国なんぞ知るわけもねえ
"あっち側"の壁を見つけるなんて 到底できやしないのさ

堕天使め
悲劇なんかこさえやがって
焼きつくした感覚 銃にこめ 撃ちつくせ
手をゆるめるな!
"ここ"は拾われた死人にとって 安息の街

目覚めの一杯に
昨晩のぬるいラム酒とわめき声
干渉しない のルールで煙に巻く

興味津々な収集家?
捨てる神いりゃ 拾う神もいるように
それがこの街だったとしても 拾われるだけマシってもんだ

お前は俺の銃だ
終わりを寄せつけず
向いた銃口から 硝煙が立ちのぼることはない

あの日 地に堕ちたが
後悔を捨て去って 今"ここ"にいる

左には死人の街
右には生者の街が広がってる
未練がましく 捨てられないのなら 引き金を引けよ

堕天使め
運命は決まってるってか
敵が一人残ってる それだけが見える
手をゆるめるな!
"ここ" は拾われた死人が待つ 悪徳の街!