サブリミナル白昼夢

公式が解釈違いなら、それより洗練された洞察で公式を焼くブログです。

荒井勝喜首相秘書官の差別発言について

ひさしぶりにキレた。

荒井元(笑)首相秘書官の差別発言がピークだった。仏の顔も四度までである。アンガーマネジメントには怒るまで六秒待てとあるが、クソの役にも立たないほど怒髪天が持続した。

こんな人たちが今の日本を回しているのだと、考えただけで頭が痛くなる。

愛知県議員の渡辺昇(元自民)に引き続き、悪名高き杉田水脈に引き続き、そして現首相岸田くんの「社会のあり方が変わってしまう」発言に続いてコレだ。

マジで、ブチ切れる。

昨日はあまりにも頭にきて5時くらいまで寝られなかった。『荒井首相秘書官の発言について』を語った、有識者たちのスペース配信を聞いてなんとか落ち着いたが(4時くらいまでやってた)それでも失望と絶望感がすごかった。

 

私はノンバイナリだ。ヘテロセクシャルではあるが同性を好きになったこともある。この荒井くんとやらには会ったこともないが、曰く『僕だって(同性愛者を)見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ』と存在を全否定されるらしい。

自民党が人権を軽視し、差別・偏見を助長し放置する党だということがはっきりとわかった。

 

今更岸田くんは、『多様性を尊重し、包括的な社会を実現していく内閣の考え方には全くそぐわない、言語道断の発言だ』と言っているが、まったくもって納得できない。

現実はどうか? 社会のあり方が変化しているのに、統一教会とズブズブの関係であるため多様性を尊重した社会を作ることはできず、中身のない発言や政策しかできない。

 

性的少数者の差別問題は人権の問題であり、社会に属するすべての人の問題である。

そして人権はすべての人に生まれた時から存在するもので、多数派から与えられるものではない。この人権問題をこのまま放置しておけば日本は必ず腐り落ちる。

もう腐り落ちているのかもしれないが。

しかし、それでも諦めずに活動している方々を見ると、私にも何かできるのではと思えるのだ。