ただただ、Death StrandingのEDがめっちゃ良い曲だという話
デス・ストランディングが楽しみで、早く発売しないかなと思っていたトコロ、一足先にEDとなる『Death Stranding』が公開されたことで妄想が爆裂。
えぇ~!何この、暗めながらも前向きさを感じさせるエレクトロ・ポップ!!
好みすぎてヤバい
…となってしまい、発売前で世界観をキチンと把握していないのにもかかわらず、歌詞の解釈しようと思い書いてしまった。
公式に歌詞が出ているわけではないため、そこはご了承ください。
リンク先のYoutubeの動画(CHVRCHES公式チャンネル)の説明文に歌詞が載っていました。
原文の歌詞は著作権的にアレなので、自身の解釈のみを載せています。歌詞の引用はしていますが。
曲情報
曲名:Death Stranding (デス・ストランディング エンディングテーマ)
アーティスト:CHVRCHES
以下、解釈
[1番]
呪われた者たちへ祝杯を
未来を待ち続けて
私たちは繋がりに 疲れ果ててしまった
繋がりが生みだす悲しみを 抑え込んでいる事に
時代の終わりに 私たちはどうなるのだろう?
大丈夫 あなたと私なら
砂浜に線を引きましょう まっすぐで細い線を
すべて手にしていたのに 私たちは乞い 借り受けた
愛の終わりに 私たちはどうなるのだろう?
空を見上げなくなった時に
[サビ ※]
あなたは私の心と 繋がることができる
それならば分断されるとしても 私たちはひとつでいられる
私たちが一緒だったなら いま住む星にすら 証し 閃光を残せる *1
私たちは一緒にいよう 光が闇に沈もうとも
[2番]
答えを求め 一度だけ 真実を話しましょう
それは今となっては すべて語り終わったことで
本当に 大したことではないのだけど
恐れずに大きな夢をもつなら 私たちはどうなるのだろう?
この景色の終わりに
[サビ ※繰り返し]
[3番]
さぁ 空に向かって解き放とう
心の安らぎのために 求めよう
それなら少なくとも 「やってみた」と言うことはできる
それが本当に 解決するわけではなかったとしても
この線の終わりに 私たちはどうなるだろう?
生きている? 死んでいる?
[サビ ※2回繰り返し]
ココどうなってるんだ?という点について
- あなたは私の心と 繋がることができる
いきなり意訳
サビ最初のイチバン盛り上がるトコ、ここをどうするかで印象がだいぶ変わります。
原文だと
" You can take my heart"『あなたは私の心をつかむことができる』
"take"は、つかむや奪う、抱きしめる、など意味が多い単語。
今回の場合、『あなたは私の心を引き寄せることができる』ということを『私』は伝えたいと解釈し、『心を抱きしめることができる』→『繋がることができる』としました。
そのほかにも、この後にくる "Hold it together as we fall apart" 『(それならば)分断されるとしても 私たちはひとつでいられる 』が、前向きな歌詞だったので『心と繋がることができる』となりました。
"fall apart"は『バラバラになる』→『分断される』としています。
- 繋がりが生みだす悲しみを 抑え込んでいる事に
1番の初めのほう
原文は
"drowning out our sorrows" 『私たちの悲しみを抑え込む事に』
ここはちょっとフクザツな解釈をしています。
前文で "we're played out by the band (私たちは繋がりに疲れ果てた)" と言っています。
つまり、『私たち』は繋がりが生み出す悲しいモノ、例えば疎外感や死別、離別などの悲しみを抑え込むことに疲れてしまったということが解ります。
ここでの"the band"は、今作のテーマである『繋がり』のことを指していると思われます。
繋がっていないことで、悲しみは生まれます。
しかし、繋がっていたとしても、悲しみは生まれてしまうものです。
人との繋がりとは、本当に難儀で疲れるもの。
だけど、繋がりによって『喜び』が生まれる瞬間は必ずあります。
それが人間が繋がりをやめない理由かもしれません。
- さぁ 空に向かって解き放とう
心の安らぎのために求めよう
原文は
"Let's open up to the sky
Askin' it for closure"
ここはほとんど忠実にしています(誤っていなければ)
"closure"が曲者で、意味は閉鎖、締切、などの物理的な意味のほか、心の平穏、や気持ちの整理、気持ちに一段落をつけること、といった精神的な意味もあるそうです。
そのため、ここでは『心の安らぎのために(それを)求めよう』としています。
そのほかに、ここで『空』という単語が出てきたため、歌詞の1番の最後で、"When we've stopped looking up? " 『見上げなくなった時に』のトコロに『空を』としています。
-
それなら少なくとも 「やってみた」と言うことはできる
それが本当に 解決するわけではなかったとしても
前文の「心の安らぎのために求めよう」から繋がる部分。
原文は
" 'Least we can say that we tried
But it's never really over"
(私たちが)心の安らぎのために求め、行動したなら
" 'Least we can say that we tried"
『それなら少なくとも 「やってみた」と(私たちは)言うことはできる』
という流れだと思います。
しかし、"But it's never really over" 『けど本当に終わる(解決する)わけではない』と言っていることから分かるように、『私たち』が行動することで、本当に解決するとは思っていないようです。ここは少し暗い部分ですね。
最後に
キチンと歌詞を追ってみた結果、世界観の謎がふえ、早くプレイしたい熱が加速しただけでした。
もう考察なんてどうでもいいから、マッツ沼に嵌っていたい
あと、最後の動物みたいな鳴き声が地味に好きです。かってにクジラのイメージがありますが、何の鳴き声でしょうか。
そのほか、歌詞から分かる解釈や、「ここ間違えてるのでは?」といった所はツイッターでもいいので、どんどん教えて頂きたいですね。
そういえばゲームのエンディングでは、「更に泣ける」と小島監督は発言していました。
確かにものすごくいい曲ですが、正直ゲームのエンディングの演出が加わったくらいでは、ぜんっぜん泣けるとは思えませんね(フラグ)
もしエンディングで泣いたら、1万字の長文でデス・ストランディングのプレイ後の感想を書いてやりますよ!(フラグ)
発売前にこんな発言をしていたと、広めてくれてもぜんぜん構いません(ただのフラグでしかない)
それでは、11月8日の発売日を心待ちにしています。
2019/10/15 歌詞情報を更新し誤聞箇所を修正
*1:"Maybe together we can make a mark in the stars we embark" と聞き取っていましたが、正しくは "Maybe together we can make a spark in the stars we embark" となります。