ライトノベル「安達としまむら」をアマゾンのkindleで買って読みました。
距離を近づけたいけど壊したくない、けど少しでも近づきたいから勇気を出して行動する…って読んでいて思ったけど、何の距離だろうね?心の?友達としての?恋人としての?…読んでみてもまだよく分からん。
タイトルに書かれている安達としまむら、二人の女子高校生のお話しです。高校1年生でサボり癖のある彼女らは、体育館2階で何をするのでもなくボーッっとして過ごしている…そんな二人の日常を描いた作品。
高校で知り合って、日も浅い関係である二人の距離感の変化を丹念に描写していると思いました。
安達としまむら両方の目線で描かれており、そのおかげでキャラクターの可愛さが際立ちます。安達クエスチョンで描かれている、安達の自問自答の繰り返しと葛藤がとても可愛いらしい。しまむらの家から逃げた後の安達にニヤニヤが止まらん。展開がとてもゆっくりだが、それを楽しめるなら魅力的な作品。これからどのような展開になるのか楽しみだ。